PICK UP

スタッフ紹介 Vol.4 青山 晴樹

「話すのが大好き!料理で表現をしてブラッセルズを広げていきたい」

ブラッセルズ大手町料理長
青山 晴樹

ブラッセルズへの入社はまだ1年弱と短いですが、すっかり大手町店の顔!人とのコミュニケーションが大好き、そんな人懐こくておしゃべりな青山さんに話を聞きました。

――ブラッセルズに入った経緯を教えてください

転職をしたいなと思っていた時にちょうど登録していたグルメキャリー(採用サイト)からスカウトメールが届いたのが一番の理由です。しかも連続で何度も来まして(笑)。「また来た!」、と思ってこんなに何度もスカウトしてくれるなら一度話聞いてみようかなと。

そして実はブラッセルズは13年くらい前に一度応募したことがありまして、その時に落とされていたんですよ。そんな縁もあって、もう一度受けてみようと思ったのがきっかけです。

――なんと過去にも応募されていたとは!!

はい、料理の専門学校(武蔵野調理師専門学校)卒業後にANAインターコンチネンタルホテルの調理場で13年間勤務していたんですが、ホテルは厨房にこもっての作業が多く、また分業が多かったので町場のレストランでもっと調理の全体像を学んだり、お客様と関わる仕事がしたいと思って当時応募しました。ホテルの調理場って、部署が細かく分かれていて、例えば魚ひとつ取っても、魚を捌く部署と切り身になったものを調理する部署で分かれているんです。しゃべってコミュニケーションを取るのが大好きな性格なので、ホテルの調理場よりも、町場のレストランが性に合っていると思い、ブラッセルズに応募したんです。でも落ちてしまったので、ホテル退職後は、町場のイタリアンやスパニッシュを経験しました。

――調理師学校、ホテル、町場のレストランと料理に関わる多様な仕事を経験されていますね!

はい、いろいろやりましたね。元々は子どもが好きで高校の時は保育園の先生になりたかったんですが、オルガンの試験で落ちちゃったんですよ。で、じゃあ何をしようと考えたときに在学中居酒屋でアルバイトをしていたこともあり、料理だ!と思ったんです。

料理の専門学校卒業後にホテルに就職したのは、将来ペンションを経営したいという夢があったからです。アットホームな雰囲気で、美味しいお料理を出して、寝床も提供して、接客もして…。ホテルなら宿を提供する部分と料理を提供する部分を両方経験できるなと思って決めたんですが、実際はかなりの分業だったので、僕の目指すところとはちょっと違ったのですが。でもホテルの厨房は衛生面などとても厳しくてかなり勉強になりましたし、料理の基本をそこでみっちり学びました。

――もうすぐ入社して1年になりますが、初めてのベルギービールのお店で何か難しい点はかったですか?

不安や心配はなかったですが、いままでワインに合う料理を作ってきたので、ビールに合う料理を作るのが初めての経験でしたね。ワインと同じ値段でビールを出している、というのが衝撃でした。元々ビールは好きだったんですが、日本の大手のものしかほぼ飲んだことなかったので、樽で提供しているものは色々試飲させてもらって、どんな料理と合うかなとイメージを膨らませながら作っています。

――今後の野望はありますか?

ブラッセルズはビール好きの間では認知度がそれなりに高いですが、もっとそれを一般の人に広げていきたいですね。僕は料理で表現するので、美味しい料理を提供して、ちょっとずつちょっとずつブラッセルズのビール文化を広げていきたいです。

――話すことが大好き、とのことでしたが接客もされたりしますか?

はい、ホールが忙しそうな時は、自分でお客様に料理を持って行って、お客様の反応を直接見たりしてます。大手町店はキッチンからホールの様子が見えるので、ホテルの厨房にこもっていた時と違ってお客様の様子が直接見られるのが嬉しいです。お口に合いましたか?とか聞いたりしてますよ。ほんとに人と話すのが大好きなので。スタッフにも試食したりしてもらっていますが、常連のお客様などに料理の感想を聞いたりすることもあります。

――青山さんが人とコミュニケーションを取りながら楽しく仕事をしている様子が伝わってきました!どうもありがとうございました。